賃貸アパートを契約するに当たっては、賃貸契約書が取り交わされます。この中で最も大事な項目は、解約予告期間です。
これは、法律で必ず定めなければならないとされている期間です。その賃貸アパートからまた引っ越すことになったら、真っ先にこの解約予告期間を確認しましょう。
この期間より前に、家主に引っ越すことを伝えたら、住んだ期間の分の家賃を支払うだけで、引っ越して行けます。
契約期間が定められていることもありますが、これには特に意味がありません。その期間が過ぎたら、更新料を支払うことになるというだけのことです。
更新料がかからない物件なら、何も気にすることはありません。
場合によっては、特約というのがついていることもあります。特約が法律に違反していない限り、借り手が署名をしたら、納得したものとされて有効となりますので、注意が必要です。
特約には社会通念と合わないものもありますが、法律違反でなければ通用します。
賃貸アパートのメリットは、2階建てだということでしょう。2階建てだとそれだけ、隣接する部屋が少ないということになります。
生活していく中で、騒音、タバコの煙などの害を受ける確率がそれだけ低くなるわけです。マンションの場合は、例えばタバコの煙などは斜め上や下にも及びますから、8件の家を気にしなくてはならなくなります。
賃貸アパートなら5件で済みます。生活の場ですから、被害を受ける可能性は低いに越したことはありません。騒音などは、隣接していない遠くの家にも伝わることがあります。
賃貸アパートはマンションよりも、一般的に家賃が低めです。それも魅力のひとつです。マンションよりも隣接する家が少なく、それでいて家賃も安いのですから、メリットは大きいと言えるでしょう。
エレベーターなどがない分、管理費も少なめです。エレベーターは維持管理費がかさむうえに、物騒な面もありますから、無縁でいられるのは好ましいことと言えそうです。
2019/8/23 更新